ご家族がお墓のQRコードについて判断するとき、実際に読み取ったことのある方は ほとんどいません。このページはそのためのものです。製品ができることではなく、 人が実際に目の前にするものの話です。
最初の五秒
スマートフォンのカメラを開き、小さな四角に向けると、通知が出ます。触ると、 ブラウザでページが開きます。入れるアプリも、作る登録もありません。
これは節約ではなく選択です。霊園に立っている方は、たいてい誰かと一緒で、 たいてい心が動いていて、三段階の手順を最後までたどりません。
上に出るもの
まず写真、お名前、二つの年です。つまり 墓石が既に持っているものです。この重複が 要点です。一目で、正しい場所にいることを確かめられます。
その下に、ご家族が置いたものに応じて次のものが並びます。
- 人生の記録 — 数行でも、いくつもの段落でも。
- 一覧にまとめられた写真と動画。
- ほかのご親族・ご友人の言葉。
- その方の人生の年表。
- 聴いていた曲のプレイリスト。
- お墓の場所。地図アプリを開くボタン付きです。
どれも必須ではありません。写真一枚と三つの文だけのページでも、役目を十分に 果たします。
読み取った人ができること
誰も想定していない部分で、多くの場合いちばん大事な部分です。
読み取った方は言葉を残せます。その方しか持っていない写真を加えることも できます。旅行の一枚、学校の集合写真、手紙。登録は不要です。
そこで、ものが銘板であることをやめます。お参りが重なるにつれて、ページは それぞれが持ち寄ったもので増えていきます。見たことのない写真をそこで見つける ご家族もあります。役に立つ言葉の書き方は 芳名帳と記帳にあります。
誰が何を見られるか
三つの決まりです。この質問は必ず出ます。
ページは非公開にできます。 その場合、リンクを持っている方だけが——または パスワードを設定すればそれを知る方だけが——たどり着きます。ほかのどこにも出て きません。
何かが偶然に公開されることはありません。 ページはどの名簿にも載らず、 非公開であれば検索にも出ず、お送りになった先にしか共有されません。
管理はご家族に残ります。 管理者として、置かれたものを見て、取り除くこと ができます。書き込みは取り消せないものではありません。
読み取れないとき
起こりますし、想定しています。
よくある原因は、カメラがQRコードに対応していない古い機種、濡れたり埃を かぶったりしたシール、斜めから当たってコントラストを消す光、そして単に 近づけすぎていることです。
三つの手順を、この順に。
- コードを袖で拭く。 いちばん多い原因です。
- 二十〜三十センチ離れ、コードに影をつくる。
- コードを手で入力する。 四角の下に短い文字列があります。 forevr.fr/code に入れると同じページが開きます。
その印字された文字列は正にこのためにあります。光学的な読み取りを、条件では なく便利さに変えるためです。
カメラがまったくなくても
HeritageとEterniteには、シールの下に非接触チップが入っています。何も 開かず、狙いもつけず、スマートフォンを支持体に近づけるだけでページが出ます。
ご高齢の方には簡単で、光の条件が悪いときには確実です。QRコードはその上に 印刷されたままですので、非接触に対応しない機種でも使えます。
納骨堂と手元供養の場合
都市部ではこちらが多数です。納骨堂の銘板には、お名前以外ほとんど何も 入りません。だからこそコードの価値がいちばん大きい場所です。そして 手元供養をされている場合は、小さな骨壺や写真立ての裏に貼ることになり、 読み取るのはたいていご家族だけになります。詳しくは 手元供養という選び方をご覧ください。
お参りに行く場所がないときは お墓がないときの追悼です。
まとめ
読み取った方は、何も入れず、何も作らず、何も理解する必要がありません。顔を 見て、数行読み、石だけでは得られなかったものを持って帰ります。
そして望めば、一言残します。こうしたページが埋まるのはそうしてです。作った日 ではなく、その後の年月にです。



