追悼ページの多くは無料です。これは良い知らせです。亡くなった方のためにページを 作り、写真を上げ、アカウントを作らせずにメッセージを受け取れます。多くのご家族 にはそれで足ります。
一つだけ残る問いがあって、初日には誰も聞きません。二十年後、その置き場所の 費用は誰が払うのか。
無料のものが、よくやっていること
数が多く、性格もさまざまです。広告で成り立っているもの、団体が支えているもの、 誰かの個人の仕事として何年も続いているもの。本当に良いものもあります——英国の MuchLoved は二〇〇四年から追悼ページを預かっている非営利団体で、寄付の 受付まで組み込んでいます。
日本にはもう一つ別の家族があります。葬儀社のメモリアルページと、 霊園・納骨堂の区画検索システムです。前者は訃報と式の案内が中心で、後者は お墓がどこかを調べる仕組み。どちらも追悼ページではなく記録や案内の仕組み ですが、検索すると最初に出てくるのはこちらです。別のものだと知っておくと 迷いません。
亡くなったあとの数週間にメッセージを集めたいだけなら、これらはそれをやって くれますし、よくやってくれますし、何も求めません。
このページは日本の事業者の比較ではありません。一社ずつ調べてはおらず、 調べずに書くことはしません。以下は、どの事業者にも当てはまる問いです。
無料が解決しない三つ
年数が保証されていない。 これらの仕組みのほとんどは、年数を書面で約束して いません。不誠実なのではなく、構造です。無料の仕組みは、誰が費用を負担するか 決まらないまま三十年の保管を約束できません。そして葬儀社のページには、 多くの場合はっきり期限があります—— 追悼ページはいつまで残るかに 書きました。
⚠️ ここで日本語の言葉の話が一つあります。 お墓の世界では「永代供養」が 実際には三十三年を意味することが普通です。「永代」と書いてあっても契約書の 年数を見る、という習慣は、追悼ページでもそのまま役に立ちます。
現実の世界とつながっていない。 無料のページは、覚えていなければ辿れない 住所にあります。十年後に URL を覚えている人はいませんし、LINE で送った リンクはもう流れています。お墓やお仏壇に貼ったQRコードはそこを解きます—— 覚えるものが何もなく、前に立てば足ります。仕組みは お墓のQRコードに。
上限が、言われずに決まっている。 写真・動画・音声の上限は事業者によって 大きく違い、そしてぶつかって初めて見えます。最初に気づかれるのは、 たいてい音声です。
払う意味がある三つの場合
主張できる年数が欲しいとき。 書面の保証年数は、善意より役に立ちます。
現実の場所につなげたいとき。 物理的な支持体——ステッカー、プレート、 ペンダント——は必ず有料です。作って送る物があるからです。
たくさん載せるとき、とくに音声と動画。 保管には実際に費用がかかり、無料の 上限はそれをそのまま写しています。
🔴 日本ではここが他国より重いです。 葬儀に音楽の枠がない ので、その方の好きだった音と声が流れる場所が、式のどこにもありません。 留守番電話に残った声、法事の録音、ビデオの端。式が持てないものを置ける場所が 必要になるのは、そこです。
どの事業者にも聞いてよい一つのこと
無料でも有料でも、同じです。ページ全体を自分の手元に書き出せますか。
答えが「はい」なら、危険は持ち運べるものになります——事業者が畳んでも、記録は 手元に残ります。答えが「いいえ」なら、思い出が残るかどうかは、ひとつの会社か 団体が存続し続けるかにそのままかかっています。それが実際に起きた例は 会社がなくなったらに。
forevr が何を預かり、価格に何が入るかは お墓のQRコードの費用に。 そして誰が払うのか——そしてそれはページを作った人でなくてよい、ということは 誰が費用を払うかに書きました。



